財源

こういうのは財務課とか、税制課とかそういった方々の分野なので私は詳しく知りませんが

財源にも、種類があります

前回の通り一般財源と特別財源です

ザックリ言うと(ザックリとしか知らないので)

一般財源は自由に使って良いお金

特別財源は決められたことに使うお金

と、理解しておけば良いのでは、ないでしょうか

住民税とか、税収の多くは一般財源に該当します
イメージとしては、A町と言う畑で取れた「B税」という収穫物という感じですかね
売っても良いし、料理しても良いし、人にあげても良い

売るのは例えば賃金に
料理してもは公共施設を作ったり
人にあげてもは負担金や、補助金にする

と言い換えることもできるかもしれません

ちなみに、町にお金がはいることや入ってくるお金を「歳入」といい、
町が支払うお金を「歳出」といいます

読んでそのまま、一年に一回その年の入ってくるお金と出ていくお金を決めます

ちょっと理解しづらいですが、そういうものらしいです

大体12月を目安に次年度の予算を決めます。そのために見積もりを色んな所から取り寄せたりします。
実は各課が見積もりをして財務課や財政課というところに予算を要求しているんです

私は今まで「なんか適当に予算決めてるんだろうな」と思っていましたが、今年よりもできるだけ安く、でも必要なところにはしっかり予算を貰えるように課内で検討するんですね


取り寄せた見積もりや、その年の実績から財政課がチェックを入れて予算が決まります


特別財源というのは、使い道の決まっている予算の事です
例えば高速道路の料金や重量税は道路関係にしか使えないとか、熊や猪対策に使える補助金があったりとか
一時期プレミアム付き商品券なんてのもありましたけど、特別財源に該当したとか聞きます


今回もザックリした解説でした

自治体の経営状態

2つ前の記事で書いた
会社の経営状態

公務員目線からしたら
自治体の経営状態

と言い換えられますね

正直、地方は厳しいです
中小企業並みです
中央もそこまでではないのではないでしょうか
大企業にはなれないのかも?

財源。つまり収入は主に住民税、固定資産税、法人税
が考えれます


国が人口減で、地方は高齢化、若者は都心に流れる負のスパイラル

人がいない時点で税収は減り、高齢化で支出が増える

それでも大きい工場があって雇用のある市や町ならまだ頑張れるかも知れませんが、
工場を立てるほどの土地がない(山が多く平地にできない、地主が土地を売ってくれない)などは税収が見込みづらいということがあります

都心などでも、恐らく様々な事情で税収があっても支払う分も多いのではないかと思われます。

そんななかでも、公共施設が壊れれば修理しなければならないし、人口を増やすための何かを始めなければいけない。などお金は必要です。

そのお金はどうしているのか、というと
国からのお金が出てきます

国庫支出金や、地方債、過疎地域加速化交付金など、色々あります

こういったお金は一般財源と、特別財源に分けられたりします。

詳しくはまた書きます(予定)

公務員のノルマ・・・?

「公務員はノルマがなくて楽だよな」

 

そういう時期が私にもありましたw

 

公務員にもノルマはあります。前述のとおり、上位の組織から回答を求められる時にノルマがかかることがあります。

 

ノルマというよりは提出期限ですよね。

 

私も大体の予想ですが、例えば

 

国が都道府県に対して何かの回答を得たいと思ったら、その旨の連絡を総理大臣名や各省庁大臣名で各都道府県知事か関係部・課・局・室宛てに書面を送ります。

 

国からの指示を受けた都道府県は受領印を押し、その控えと知事からの指示を各市町村の首長や関係部・課・局・室へ送ります。

 

そして都道府県知事からの指示を受けた各市町村長や各所属長が担当する部署へ連絡し実数・実績の調査をして逆の順番で報告が上がります。

 

「なんだ、普通じゃん」

と思われた方。そうなんです。普通なんです。

 

ただ、これのすごいところが、大体は書類で送られてくることです。

実際のところはわかりませんが、最初の国からの指示から2週間くらいかかってしまっているのでは?と感じています。

 

ノルマの話からだいぶ逸れましたが、他にも公共工事を行うのに見積もりを取ったり、補助金を出したりもらったりするのに締切があったり、動物の死骸を処理するのに迅速に対応したり、クマが出たり、川が荒れたり、災害が起こったり。

 

営業系や作業系のノルマはないけれど、事務系のノルマがある。という具合です。

大方の予想通りですかねw

 

公務員とは

いろいろなサイトで詳しく書かれているのでざっくり割愛しますが、

 

税金がお給料の元となっている人です。多分間違いはないと思います。

 

私は以前民間で働いていた時期があり、正直うらやましく思っていたものです。

売上やらノルマやら、会社の経営状態やら従業員への給料の支払いの心配やら、バイトの出勤管理やら、昇給賞与の有無やら、お得意さんの営業やら

きっと心配することなく過ごしていけるのだろうな。と

「お役所仕事」だけでいけるのだろうと思っていました。

 

実際の所、微妙でした。

まったく心配ない、ということもない。でもすごく焦らなきゃいけない。ものでもない。

なんて書いてたら怒られるかな?でもそんな感じです。

 

市町村だったら、県や国への提出期限や、総合計画とか総合戦略とかに記載されている数値目標があり、

国自体が人口減少で税収がないから国債を抱えているし、末端の、それこそ過疎地域に指定されるような市町村だと税収がないから国から借金して運営している現状でありながら、それでも給料の心配をしないでも「ある程度」保障されていたり、

それぞれの自治体には自治体の所持する建物があってその運営をしていたり、

その施設の管理には臨時職員という職名のパートさんがいたり

地域住民との意見交換会やら

 

思ったよりもやることが多く、自治体の倒産という事実もあったので、バブル期のような8-17時なんてことはありえないでしょうが、それでも東京でいう「ブラック企業

のような底辺感はない。

 

という感じを受けています。

やはり俗にいう「平均・平凡」な位置をキープしているのでは?と思います。

大企業のように働いて残業や休日出勤した分だけ多くお金がもらえるわけではないし

中小企業や自営のように昇給・ボーナスがなかったり、有休の日が少なかったりするわけでもない。

 

思いのほか長くなったので次回少し深く話しますね。

 

どうも、28歳無職⇒公務員へと転職に成功した私です。

このブログでは、私が仕事で覚えたことを書き留める備忘録として活用していくことを主に、公務員でないと知らない”単語”を紹介?していくことができればいいかな。と思って入庁して半年程過ぎた頃合いで始めました。

 

上の人に怒られたら閉鎖しますw